なぜ起こる?目元のたるみ・落ちくぼみ
目の下のたるみは、肌が劣化し始める30代後半から40代前半にかけて起こるようになり、50代になるととても目立ってきてしまいます。
若い頃はコラーゲン量も多く、体力もあるためちょっと疲れたくらいではクマも目立ちません。そのため気にならないこともありますが、50代では加齢による様々な問題が発生してきます。
たるみは顔の印象を大きく左右する原因となるため、しっかりと原因を把握しておきましょう!
目の下のたるみ3つの原因
第一の原因はコラーゲン量減少による皮膚やせ。加齢とともに肌内部のコラーゲンが作られにくくなり、量が減ることで肌の弾力を失い目の下のたるみを引き起こします。
コラーゲンは肌の弾力やハリを出す重要な成分。老化でコラーゲンを支える『エスラチン』も変性してしまうため、たるみはより起こりやすくなります。さらにリンパや血液の流れが悪くなり、不必要な水分や脂肪などが体外に排出できなくなってたるみにつながります。
加齢とともに、眼球を支えているじん帯が緩んで眼球を支えられなくなってきます。その結果眼窩脂肪(がんかしぼう)という目の下にある脂肪が押し出され、前面に出てくきてしまいます。徐々にその部分がふくらんで目の下のたるみとなってしまいます。
眼窩脂肪は一般的なダイエットを実施しても減らすことはできません。目の下だけでなく全体的にたるんで、老け顔となってしまう原因になるので注意が必要です。
筋肉は顔の土台をつくる上で重要な役割を持ちます。目の周辺にある筋肉や眼輪筋(がんりんきん)が衰えると目の下のたるみにつながり、その部分が涙袋のようにになってしまいます。
これらは表情筋に分類されており、意識して動かすようにしないと老化が早まることがあるので注意が必要です。日頃から動かすことを意識してマッサージなどもすると良いです。
たるみを予防するには
目の下のたるみの予防には、
- 肌に含まれている水分量を増加させる
- 目の周りにある筋肉や眼輪筋をしっかりと動かす
などが主な対策です。これらのケアを合わせて行うことで、よりいっそう高い効果を発揮することができます。
また乾燥してしまうと肌に良くないため、保湿力が高い化粧水やクリームなど用いてしっかりとケアするようにしましょう。それと同時に毎日目の周りを動かしたりマッサージをすると良いです。